1 イエスにはいつも大勢の群衆(フォロワー)がつき従っていました。彼らは国中の耳目を
集めるイエスについていれば、得するだろうと考えていたはずです。しかし、主は彼らに
真のフォロワー、すなわち真の弟子とはどんな人かを示します。①家族や自分の命を憎ん
で主に従う人(26)→家族や命に価値がないと否定しているのではありません。どちらも
大切でかけがえのないものですが、イエスに対する愛はそれ以上であるべきと教えている
のです。あなたは、どんな時にも主イエスを優先順位の一番目に置いていますか。
2 ②十字架を負ってついて行く人(27)→当時のユダヤ人が十字架という言葉に抱くイメー
ジは死、それも最悪の刑死です。人がイエスの弟子として福音を宣べ伝え、御国の拡大の
ために生きる時、その道には犠牲や重荷も伴うのです。それでもなお、自分の十字架を負
って従う者が弟子と主は仰います。あなたはついて行きますか。
3 ③財産を捨てる人(33)→これは、文字通りに財産全てを捨てよということでなく、弟子
として抱くべき覚悟と決意を教えることばです。財産(この世の富)は、しばしば人が神
に従う歩みの妨げとなります。それを知る真の弟子は、財産が自分の神とならないよう喜
んでこれを二番目の位置に置くのです。今朝、あなたはどんな選択をしますか。世の何よ
りも主を愛し、第一の忠誠を置いて従いませんか。真に価値ある道を行く主イエスの弟子
となりましょう。