1 十字架の死を経て、三日目に主イエスが復活なさった日。弟子たちは夕方になってもなお
家の戸を固く閉ざし、身を隠していました。この時、彼らはどんな状態だったのでしょう
か。①恐れに縛られていた→十字架で無残な死を遂げた主同様に、自分たちも捕縛され、
処刑されるのではという恐れで動けませんでした。あなたは今、 何かの恐れに縛られてい
ませんか。②みことばを信じていなかった→以前より何度も復活の予告を聞いていたもの
の、信じきってはいなかったのです。あなたに語られるみことばを「アーメン!」と受け
取っていますか。
2 恐れる弟子たちの真中に現れた主は、「平安があなたがたにあるように」と告げました。
主が与えるのは、どんな平安でしょう。①過去についての平安→主を見捨てた過去を持つ
彼らに、主は十字架で受けた傷を示し、ご自身の死の意味を教えました。誰もが失敗しま
すが、十字架の主は過去を帳消しにする平安を与えてくださるのです。②現在についての
平安→復活の主は、弟子たちに新たな使命を与えてくださいました。あなたは主に期待さ
れている人です。主のために生きる者となりましょう。③未来についての平安→復活の主
は、信じる者に天の住まいを用意してくださいます。この世の命を超え、なお主と共に生
きる希望を握りましょう。
3 今、復活の主を信じて立ち上がり、閉じた心の扉を開き、主の与える平安の内に歩み出し
ましょう。