上座と末席  ルカの福音書 14:1〜11

1   ある安息日。イエスはパリサイ派の指導者の家に招かれました。和やかな会食の場である

  にも関わらず、一種異様な雰囲気が漂っていました。主がそこにいた水腫を患う病人を癒

  すかどうか、皆が監視の目を向けていたからです。しかしイエスは躊躇なく彼を癒し、安

  息日は人を縛るためではなく、人を生かすためにあると示したのです。主の考えと行動に

  倣い、躊躇わず隣人への愛に生きる人となりましょう。

 

2 同じ会食の場で、主は招かれた人々が一様に上座を選んでいると気づきました。普段から

  「先生」と呼ばれ、持ち上げられている彼らには「自分は上座で当然」という意識があっ

  たのかもしれません。しかし、主のたとえ話を通して彼らは心を刺されたのです。このた

  とえ話は、人の評価を決めるのはその人自身ではなく、神であると教えます。日々、自分

  が神の前に生きる存在だと自覚していますか。

 

3 神が私たちを評価する際の基準は何でしょうか。イエスは、神の前で「自分を高くする者

  は低くされ、自分を低くする者は高くされる」と教えています。自己義に立った高ぶりほ

  ど、恐ろしい罪の入り口はありません。それは隣人との間に争いを生み、神との関係を損

  ない、やがてその人自身を滅ぼすからです。聖なる神の前で決して高ぶることなどできな

  い罪人と自覚して御前にへりくだる人をこそ、神は十字架によって赦し、きよめ、恵みに

  よって高くしてくださいます。今週もへりくだって神と共に歩みましょう。

 

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第二礼拝では、内川主任牧師より聖書のメッセージが語られています。