とりなす番人  ルカの福音書 13:1〜9

1   総督ピラトの引き起こした流血の惨事を耳にした人々は、被害者に隠れた罪があったので

      はと考えました。しかし、イエスは因果応報的考えを否定し、他人事でなく我が事として

  捉える悔い改めへ導きます。みことばは、自分に語られていると受け取っていますか。

 

2 主は続けて「いちじくのたとえ」を語ります。いちじくは、古くからユダヤで親しまれて

  きた植物で、当時はぶどうの枝を絡ませる立ち木として用いるため、ぶどう畑に植えられ

  ました。期待に反し、三年も実を結ばなかった木を切り倒すよう、主人は命じます。主人

  とは、神のことです。まことの神はご自身が創造した世界に特別な期待をかけて人間を置

  きますが、ことごとく裏切られました。罪に対する神の怒りと裁きは、不当なことではあ

  りません。あなたは、本来自分は切り倒されてもおかしくない存在(罪人)だと知ってい

  ますか。

 

3 怒る主人の前に立ち、無益ないちじくのため必死にとりなした番人とは、主イエスのこと

  です。イエスこそ、罪人のあなたに憐みを示すまことの救い主です。十字架であなたの罪

  のために命の全てを差し出した主は、今日もあなたに常識はずれの愛を注ぎ、神の御前で

  とりなし続けておられます。自分は欠けている、足りない、成長できない、失格だと思っ

  ていますか。主の恵みは今日も取り去られることなく、あなたの前にあります。大丈夫で

  す。やり直せます。主の恵みの中に飛び込み、新しくされましょう。

 

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第二礼拝では、内川主任牧師より聖書のメッセージが語られています。