ナザレとカペナウム ルカの福音書4:14〜44

1 荒野の試みを経て主イエスが向かったのは、ガリラヤ地方です。その力ある教えに評判が

  高まる中、主は故郷ナザレに入りました。そして、会堂で朗読したイザヤ書に記されるメ

  シア到来の祝福がご自身において成就したと宣言したのです。しかし、ナザレの人々はそ

  の教えに驚きつつも旧知のイエスを救い主と認めず、否定しました。それどころか突き落

  として殺そうとまでし、主は去って行ったのです。これが主の最後のナザレ訪問であった

  と思う時、福音に接するチャンスを逃してはならないと教えられます。あなたは、イエス

  をどんなお方と見ていますか。真の救い主として、仰ぎ見ましょう。

 

2 次に訪れたカペナウムで展開されたイエスの宣教には、多くの御業が伴いました。汚れた

  霊が追い出され、病気が癒される様子を見て更に多くの人々が主の元に集まったのです。

  これは神の国(神の支配)が、主によってこの世界に到来したことを示す出来事です。主

  を信じたあなたは、この祝福の内に入れられていると知っていますか。あなたが主を呼び

  求めるなら、今日神の権威と力があなたの上に及びます。信じて求め、祈りませんか。

 

3 一夜明けて、イエスは一人父なる神との交わり(祈り)に勤しみました。祈りこそ、全て

  の恵みの源泉です。ご自身を引き留めるカペナウムの人々に、主は「他の町々にも福音を

  宣べ伝える」と御心を示しました。主の心を我が心とし、主と共に神の国の福音を届ける

  者となりましょう。

 

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第二礼拝では、内川主任牧師より聖書のメッセージが語られています。