1 7章では、コリント教会からの結婚に関する質問に、パウロが回答しています。パウロは
自分の考えでなく、聖書の語る教え(マタイ19:5~6等)に基づいて語りました。何かを
判断し、決めていく時に、主の教え、聖書に基づく考え方をしていますか。まず、聖書に
聞き、神の御心を知ることを心がけましょう。
2 7章から何を教えられますか。①救われた者は神のために生きる存在となる→コリントで
は極端な禁欲主義に陥り、夫婦間でも性的関係は不要と考える人々がいました。しかしパ
ウロは結婚を通して相手に与え、相手のために生きる喜びが生まれると教えます。また、
独身者にも、それは神に仕える生活へ導かれる素晴らしい機会と特権だと教えています。
既婚者であれ、独身者であれ、救われた者の人生はそれぞれに命を与え、救ってくださっ
た神のために生きる時に、最も輝き、祝福に満ちるのです。神を第一とする生き方を選び
取りましょう。
3 ②召された姿で生きるということ→「召された」とは、「神が目的を持って配置された」
という意味です。7章のケースでは、独身、結婚、離婚、死別、再婚、更に奴隷と自由人
と、それぞれ立場が違います。あなたが置かれている今の立場は、神によって召された立
場です。人と比べて、卑下したり、高慢になったりする必要はありません。むしろ、自分
が置かれた所で主に仕え、自分らしい人生の花を咲かせることが大事なのです。