祈願  創世記25:19〜34

1 アブラハムの息子イサクに関する聖書の記述は、そう多くありません。信仰者の二代目で

  ある彼は、自分の意志や自覚とは関係なく、既に神の祝福の下に置かれていた人です。し

  かし、そんな彼が二代目の信仰者になるためには、本人が神に向き合い、神を信じ、神に

  信頼する生き方へ導かれる体験が不可欠でした。

 

2 あらゆる祝福を得ていたイサクにも、妻の不妊という問題がありました。聖書には不妊に

  苦しむ女性が多々出てきますが、リベカもその一人でした。イサクはその苦しみの解決を

  願い、20年にわたってとりなし、祈ったのです。この祈りの日々は、彼が神との関係を深

  める体験そのものでした。信仰の祈りを積み重ねていくその先に、神の恵みの世界が更に

  開かれていくことを知っていますか。今日も明日も粘り腰で神に向き合い、祈りを積み重

  ねる人になりましょう。

 

3 イサクの祈りは、双子の誕生として結実します。長じて兄エサウは野人のごとき狩人とな

  り、弟ヤコブは勝気な性格を内に秘めた羊飼いとなりました。そして、両親はそれぞれ一

  方の息子を偏愛したのです。その後、ヤコブがエサウの空腹を利用して長子の権利を奪う

  事件が起こりました。不愉快な事件ではありますが、その背後に神の自由と選びがあった

  ことを見逃してはなりません。イサクやヤコブ同様に罪人の私たちを、まず神がその自由

  を用いて愛してくださったからこそ、今、救いの恵みに与れていることをおぼえ、愛の神

  を心からたたえましょう。

 

教会連絡先

673-0022

兵庫県明石市王子2丁目5-6 

TEL 

 078-928-2606

FAX 

 078-924-0844

E-MAIL

 ag-akashi@sky.plala.or.jp

所属教団

 教団HP

 教区HP



私たちは、聖書信仰に立ち、聖霊の恵みを大切にする、日本アッセンブリーズ・オブ・ゴッド教団に所属しています。

第二礼拝では、内川主任牧師より聖書のメッセージが語られています。