1 アブラハムからイサクの嫁探しを依頼されたしもべは、長い旅路の末にナホル(アブラハ
ムの兄弟の名)の町に着きます。夕暮れ時の井戸で彼がまずしたのは、神に祈ることでし
た。自分とラクダ10頭のために水を汲んでくれる女性を求めましたが、それは神の御心
を確かにするしるしを求めることだったのです。迷ったり、悩んだりして確信の持てない
時、神に祈り、大胆にしるしを求めていますか。
2 タイミングよく井戸にやってきた女性にしもべは水を所望します。すると、彼女は快く飲
ませてくれ、更にラクダのためにも水を汲んでくれたのです。彼女が重労働をする間、し
もべは黙って見つめていました。本当にこの出会いが御心なのかを確かめるため、黙して
神がなさることに注目したのです。信仰の目を開き、あなたになされているみわざに注目
し、確信と平安をいただいていきましょう。
3 労を惜しまず、水を汲んでくれた女性にしもべが話しかけるとアブラハムの兄弟ナホルの
孫娘リベカであることが判明しました。背後で導く神の配剤を悟ったしもべは、ひざまず
いて主に祈り、感謝をささげます。主は、信じるあなたの道もまっすぐにしてくださるお
方であると知っていますか。リベカを迎えたイサクは、彼女を愛する喜びを得ました。罪
人を無条件で愛された神の愛に生きる時、あなたも他者を愛する喜びを体験します。神の
愛を求め、神の愛に生きていきましょう。