1 ついにアブラハムの天幕に喜びの笑いが満ちる時が来ました。約束から25年後に生まれた
息子は、イサク(彼は笑うの意味)と名付けられます。この箇所から三つのことを見出し
ましょう。①神は、全能にして真実なお方→喜びの物語の中で、最もスポットが当てられ
ているのは、全能の神がご自身の約束を真実に成就されたことです。神への失望や諦め、
怒りや疑いを捨て、信じて期待しましょう。
2 ②神は、私たちを笑わせてくださるお方→一年前のサラの冷笑は、わが子を抱く破顔一笑
の喜びと感謝に変えられました。それは、神によってサラの状況と心が変えられたからで
す。神こそが信じる者の心を変え、どんな境遇にあっても喜びを失わない者としてくださ
るお方です。喜びの源である復活の主から、笑いをいただきましょう。
3 ③神を待つことの大切さ→信仰生活には「待つ」という体験が不可欠です。アブラハム夫
妻も長い忍耐の時を通りました。しかし、あなたが待っているのは、決して失望させるこ
とのないお方だということを忘れてはなりません。また、待っている間は何も起こってい
ないわけでなく、むしろ「主の時」、主が働いておられる時であると心に留め、信頼して
待ち続けましょう。あなたが神にいただいた恵みを感謝し、喜んで生きるなら、その喜び
が周囲の人々にも神の恵みを伝えていきます。喜びに溢れ、真実にして全能の神の素晴ら
しさをこの世に証していきましょう。