1 「わたしは、世の光です。わたしに従う者は、決して闇の中を歩むことがなく、いのちの
光を持つのです。」と主が語られた時、エルサレムでは仮庵の祭が行なわれていました。
その祭では、荒野のイスラエルを雲の柱、火の柱で導かれた神に感謝し、なおその恵みを
求める儀式が行なわれていたのです。今日のみことばは、主イエスこそが人間の抱えるあ
らゆるニーズを満たすお方だと、教えています。人生の諸問題に対する神の答えは、イエ
ス・キリスト以外にはありません。
2 今日のみことばから、三つのことが語られています。①この世は闇である⇒人間には、本
質的に本当の光がないということです。誰もが闇を抱え、闇に覆われた世界を歩んでいま
す。②暗闇の世における光は、イエスである⇒光は人が生きていく上で欠くべからざるも
のですが、本物とまがい物があることを知らねばなりません。主イエスこそ、まことの光
です。③イエスに従う者はいのちの光を持つ⇒主は、「インマヌエル(神がわれらと共に
おられる)」と呼ばれるお方です。一寸先すらも見えない暗闇の世を歩む私たちと共にお
られ、常に導いてくださいます。そのような光の人生を歩むために必要なのは、主に「従
う(全幅の信頼を寄せて頼っていく)」ことです。
3 暗闇の世に失望していませんか。救われてなお暗闇の世の影響を受けてしまい、敗北感に
苛まれてはいませんか。主の約束のみことばを信じて、全幅の信頼を寄せましょう。今日
も、あなたの内には「いのちの光」が輝きます。