二つの終末  マルコの福音書 13:14〜37

1 マルコ13章は、主イエスが終末について教えられた「小黙示録」とも呼ばれる箇所です。

  きっかけは、ヘロデ大王の命によって建設中だったエルサレムの大神殿に、弟子たちが感

  嘆の声をあげたことです。主はこの世に永遠のものはないと語りました。必ずやって来る

  二つの終末(この世の終わり・自分自身の終わり)を見据えて、どう生きるかが肝心なの

  です。

 

2 主イエスは、ダニエルの預言を踏まえ、神殿を荒らされるような時は何も持たずに山に逃

  げるよう促しました。A.D.70年にその預言が現実となった時、主のことばに従ったクリス

  チャンは守られたのです。人生の緊急事態に直面する時、私たちには主なる神の御許とい

  う絶対的な逃げ場があることを決して忘れてはなりません。もうダメと思う時こそ、主の

  御許に飛び込み、助けていただきましょう。

 

3 主イエスは、世の終わりに際し「目をさましているように」と教えました。目をさまして

  偽物にだまされないことが必要です。また、目をさまして季節の変化を悟らねばなりませ

  ん。いたずらに世に同調して心騒ぐのでなく、みことばと御霊に導かれましょう。二つの

  終末は誰にも等しく、必ずやって来ます。どうせ滅びる世界なら、どうせいつか死ぬのな

  ら、と考えて生きますか。滅びることのない主イエスの言葉を心に刻み、与えられた命を

  大切にして、今日の日を世の光として歩んでいきましょう。

 

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第二礼拝では、内川主任牧師より聖書のメッセージが語られています。