1 マリヤへの受胎告知に先立ち、祭司ザカリヤを御使いが訪れて男子の誕生を告げました。
御使いは男子の名を「ヨハネ(主の恵み・慈しみの意味)」と教え、ザカリヤとエリサベ
ツはそのとおりに名付けました。この男子が成長してバプテスマのヨハネとなります。彼
の名は神に付けられたもので、神が責任をもって人生を導き、愛を注ぎ続けることを意味
していました。ヨハネだけでなく、神はご自分が創造された全ての人の生涯を責任をもっ
て導き、愛を注いで関わってくださいます。あなたの名を呼ぶ神の声を聞いていますか。
2 荒野に住むバプテスマのヨハネの元には、イスラエル全地から人々が集いました。彼らが
聞いたのは、悔い改めを促す厳しい警告と真の救い主を指し示す言葉でした。時にこの世
は荒野のように虚しく、人生もまた荒野のように苦しいと感じることはありませんか。た
とえどんな荒野であっても、全能の主に希望を抱き、彼と共に生きる歩みに方向転換する
ならばその人生は新しくされます。クリスマスに生まれたイエスこそ、荒野のような人生
に希望の明かりを灯すために来られた救い主です。この方を信じ、希望を抱きましょう。
3 バプテスマのヨハネはその名の通りに、主の恵みと慈しみを体現したキリストを指し示す
「道しるべ」として生きました。今、その役割は主を信じる者に託されています。主イエ
スを証しつつ、歩みましょう。