主にとどまるならば　ヨハネの福音書 15:1〜6

１　まことのぶどうの木であるイエスにあなたがつながる時、そこに実るのは、御霊の九つの

　　実り（ガラテヤ5:22〜23）のように内に結ばれる品性の実です。十字架であなたの罪を贖

　　ったイエスによって、酸っぱい実を結ぶ者が甘い実を結ぶ者へと変えられていくのです。

２　品性の実りを結ぶため第一に大切なことは、「実を結ばないものは取り除く」ということ

　　です。主は御側近く生きることを許されながら、最終的には裏切ったイスカリオテのユダ

　　を踏まえておられます。甘い実を結ぶには、与えられた自由意志を活かして主にとどまる

　　ことが不可欠ですが、ユダは残念ながらとどまらない選択をし、取り除かれていきます。

　　この厳粛な選択を前にあなたはどちらを選びますか。キリストにとどまり、豊かな実を生

　　む人生を歩みましょう。

３　品性の実りを結ぶため第二に大切なことは、「もっと多く実を結ぶために刈り込む」とい

　　うことです。美味しいぶどうを栽培するために剪定は欠かせません。神はキリストにとど

　　まるあなたがよい実を結ぶため、刈り込み（きよめ）をなさるのです。主を信じて主に従

　　おうとするあなたを、神は日々きよめてくださいます。①罪に対して敏感になり、何が悪

　　いことか悟るようになります。②不必要なものを知り、人生の優先順位が正しくされてい

　　きます。「わたしにとどまりなさい。そうすればわたしがあなたに甘く、豊かな人生の実

　　りを結ばせてあげよう」と仰る主イエスに、あなたの人生を結びつけましょう。