1 ヨハネが目撃した御使いは巻物を持ち、権威を纏っていました。七つの雷の語ったことを
記録しようとした彼を天からの声が止めました。受けるにふさわしい時まで、神が物事を
閉じることがあります。たとえ今わからずとも、ふさわしい時に明らかにされる神に信頼
して歩めるなら幸いです。
2 続いて御使いは、残る第七のラッパが吹かれたら神の奥義がその通りに実現する、もはや
時は延ばされないと告げました。それは主を信じる者が救われ、主と共に神の国を受け継
ぐ福音の恵みが実現するという予告でした。再臨の主と共にこの世に平和と喜びに満ちた
神の国が到来すると信じ、待ち望みましょう。あなたが信じて待ち続けているみ言葉の約
束がありますか。主は真実です。時がくればその約束が必ず成就することをおぼえて、神
に信頼し続けましょう。
3 御使いはヨハネに巻物を食べるように勧めました。霊の糧であるみことばを味わって食べ
ること(自分の内に留め、従って生きること)を神は求めています。巻物は口に甘く、腹
に苦いものでした。みことばには人の罪の現実を示し、裁きの厳しさを教える「苦さ」と、
罪の現実から救い出し、値なしの赦しを与える「甘さ」とがあります。その両方を味わい、
体験しましたか。あなたもヨハネ同様に自らが味わった神の恵みを伝えていく人として、
この世に遣わされているのです。