1 フィラデルフィヤ教会は、経済的にも人数的にも小さな教会でしたが、主から大きな賞賛
を受けました。それは、彼らが持っているわずかな力を①信仰を忠実に貫き証に励むこと
②み言葉に生きることと最も御心に叶う生き方のために用いたからです。あなたも、あな
たの教会も持てるものはわずかかもしれません。でも「これしかない」と嘆かず、そのわ
ずかなものを主のために用いるなら、主はそれを喜び祝福されるのです。あなたは、自分
の持てる力を何に注ぎたいですか。
2 限られた力を最も大切なことに注いだ彼らに、主は「門を開く」と約束しました。①人生
の門→限界にぶつかる時、主はあなたのため門を開きます。②天国の門→十字架と復活の
主を信じる者には、天国の門が大きく開いています。③伝道の門→聖書は、伝道の機会を
「門」と表現します。門を開いて魂を導く主を信じ、福音を伝えましょう。
3 門を開く主に信頼し、従う者は「神の聖所の柱」となる光栄を得ます。それは天において
建物の柱のように欠かせない存在となり、神の御側近く仕えるということです。また永遠
に神のものとされたしるしに、その御名が記されます。小さく、力がなくとも、そのわず
かな力を用いて信仰を忠実に全うする人となっていきましょう。その先に、あなたも神の
聖所の柱とされる、輝かしい栄光が待っているのです。