互いに祈るならば ヤコブの手紙 5:16ab

1 「互いに」とは、新約聖書の中で50回も使われている大切な言葉です。キリストの福音は

  教会という共同体の中で「互い」のために生きる時に輝き、主の栄光を顕していきます。

 

2 ヤコブはここで、「互いに」祈る恵みを教えています。それは第一に、個人が「告白を伴

  う率直な祈り」をささげることです。自分自身の内面までも表す真実な祈りを通して、い

  やされる恵みが待っているからです。いつまでも残り続ける罪責感を解決するためには、

  罪の代価を支払うより他にありません。罪があるならば、十字架の救い主のもとに行って

  悔い改め、告白して捨て去りましょう。日々、キリストの確かな赦しといやしを受け、光

  の中を歩み続けましょう。

 

3 第二に、教会という共同体の中で「互いに弱さを分かち合い、支え合う祈り」をささげる

  ことです。互いの弱さを指摘し合うのではなく、互いの弱さを受け入れ合って労り合い、

      励まし合うことのできる交わりに生きるのです。それは罪の弱さに沈みがちで、自分一人

  だけでは完全な信仰生活を送ることのできない、互いの信仰のために祈り合うことと同じ

      です。教会の交わりは裁き合うためではなく、祈りを通して互いに補い合い、高め合うた

      めにあるのです。互いの弱さを分かち合って祈り、支え合う関係を築きましょう。

 

 

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私たちは、聖書信仰に立ち、聖霊の恵みを大切にする、日本アッセンブリーズ・オブ・ゴッド教団に所属しています。

第二礼拝では、内川主任牧師より聖書のメッセージが語られています。