1 信仰による祈りとは、どんな祈りでしょうか。それは、まことの神への信仰によって動機
付けられた祈りのことです。あなたが全能の神に寄せる信仰が、実際の祈りへとあなたを
駆り立てていくのです。
2 では、祈る時にどんな信仰を抱けばよいのでしょうか。①まことの神がおられるという信
仰⇒祈りを聴かれる神が確かにおられる、と確信を握って祈ることです(ヘブル11:6)。
②神の愛への信仰⇒ご自身に背く罪人にさえ向けられる神の愛を正しく理解し、臆せず祈
ることです(詩篇119:68)。③神の全能への信仰⇒どんなことでもできる神なのだと信じ
て祈ることです(マルコ9:23)。④祈りは既に答えられたと信じる信仰⇒請求書の祈りで
はなく、領収書の祈りをしましょう(マルコ11:24)。
3 信仰による祈りをささげるなら、どのような恵みへと導かれるのでしょうか。①病む人が
回復される恵み⇒創造主なる神は、あなたが霊肉ともに健やかな姿で神に仕え、神の栄光
を顕す存在へと変えてくださいます。肉体的、精神的、霊的重荷を抱えていますか。今、
信仰によって祈り始めましょう。②罪が赦される恵み⇒罪の心が自分の内側にあると、神
との関係が罪に阻害されているので、信仰によって祈ることが難しくなります。自覚する
罪があるならただちに悔い改めてきよめをいただき、そこからまた祈り始めるのです。神
に委ねる信仰によって祈り、力と平安をいただきましょう。