1 クリスマスを連想させる物といえば、やはりツリーでしょう。日本ではプロイセンの使節
が1860年に飾ったのが最初でした。その一本が158年を経て、今や日本中至る所に広がっ
ているのは驚きです。
2 クリスマスツリーの美しい装飾一つ一つには、大切な意味があります。①リンゴ⇒アダム
とエバが食べた「善悪の知識の実」を象徴します。それは神に不服従で自分中心に生きる
罪の始まりでした。ツリーのリンゴは「あなたも神の御前には一人の罪人です」と教えて
います。②柊の葉・キャンディーケーン⇒柊は茨の冠、赤い実は主の十字架の血潮の象徴
です。キャンディーケーンはよき羊飼いとしての主を表しますが、赤いストライプは十字
架の傷と血潮を表しています。聖書は繰り返し、主の十字架は全ての人の罪を贖うためと
教えます。クリスマスツリーもあなたに自分の罪を、そしてその罪のため十字架にかから
れた主を見つめなさいと語りかけています。③鐘・星・ろうそく・モミの木⇒鐘は真の救
い主誕生の報せを告げています。星はキリストの元へ人々を導いています。ろうそくは暗
闇の心に光とし て来てくださる主ご自身です。そしてモミの木(常緑樹)は、信じる者
に与えられる絶えざる命の喜び、永遠の愛を表しているのです。
3 クリスマスツリーの向こうに、救い主イエスが見えますか。もし、あなたがこのお方を信
じ、心に受け入れ、共に歩むならば、抱えている闇は光に変えられ、平安と恵みが豊かに
与えられます。今日がその喜びの始まりとなりますように。