1 イエス・キリスト降誕の730年前に、預言者イザヤを通して語られたメシヤ(油注がれた
者・救世主)預言より、「インマヌエル(神が私たちと共におられる)」という名に込められ
た神からのメッセージを受け取りましょう。
2 それは、①どんな時にも神に信頼しなさいということです。→アハズが治める南王国ユダ
はアラムと北イスラエル連合の脅威に晒されていました。王も国民も大風に揺れる木々の
ように怯え、動揺していたのです。しかし、神はイザヤを通して恐れることはないと告げ
ました。それはアラムと北イスラエル連合は、神の前では煙る燃えさしのように無力であ
り、神を信頼することの方がより大切だったからです。神に信頼できない時、恐れが起こ
ります。あなたは今、恐れ、心配を抱えていますか。そんな時こそ、信仰を働かせて神へ
の信頼に立ちましょう。大風に揺らいではいても、決して打倒されない強さをいただくの
です。
3 それは、②神の助けのしるしである救い主を求めなさいということです。→み言葉を聴き
つつもアハズは返答しませんでした。アッシリヤに頼ればという打算があったからです。
しかし、神は再度彼に神からの「しるし」を求めよと語られました。神とそのみ言葉への信
頼に立たず、利己的な動機で「しるし」を求めているなら、それは不信仰です。しかし、神
が求めよと仰ったならば、それに従うのが信仰です。聖書の原則は、神とそのみ言葉を信
じる者に助けと救いの「しるし」が伴うということであり、最大の「しるし」はクリスマスに
お生まれになった「インマヌエル」、イエス・キリストなのです。あなたは、主イエスを信
じていますか。そうであるなら、神はあなたと共におられます。これこそあなたの慰め、
力です。インマヌエルの主と共に、勝利の人生を歩みましょう。