幕屋のある恵み 出エジプト記40:33〜38

1 出エジプト記は25〜31章、そして35〜40章までの多くを割いて幕屋とそれにまつわるこ

  とについて記しています。それほど、幕屋が神とイスラエルの民にとって重要なものであ

  ったということがわかります。幕屋建設の目的は、神が民と共に住まうため(出エジプト

  記25:8)であり、細かく指示される幕屋の構造の一つ一つに、大切な意味があります。

 

2 新約聖書の光で見ると、幕屋とは、主イエス・キリストの型であるとわかります。人は誰

  もキリストという門を通って救いの恵みに入り、キリストを十字架という祭壇で犠牲にす

  ることで罪を清算し、キリストという大祭司が取り継ぐことでまことの神に出会い、共に

  生きる者となれるからです。

 

3 幕屋は、どのような場所として民に与えられたのでしょうか。①神に従う場所として⇒幕

  屋建設のための奉納物が必要以上に集まった時、モーセはそれを用いてより大きなものを

  建てようとはしませんでした(出エジプト36:6)。神の御声に聴き従うことこそ、一番大

  切なことだったからです。教会において最も大切なことは、そこが神に聴き従う群れであ

  ることです。主に従い続けましょう。②神の臨在のある場所として⇒完成した幕屋は、神

  の栄光を顕す雲で覆われました。モーセすら近づけない、神聖な臨在がそこに溢れたので

  す。2000年前のクリスマスに人としてお生まれになった神の子イエスこそ、神の臨在と栄

  光の顕われである幕屋としてこの世に来られた救い主です(ヨハネ1:14)。このお方から

  目を離さず、このお方の栄が顕されることをどんな時にも祈り、待ち望みましょう。③尽

  きぬ希望のある場として⇒荒野の旅路の間、イスラエルの民は主の栄光のしるしである雲

  に導かれて旅をしました。クリスチャンも、天の御国を目指す旅人としてこの世を生きる

  者です。失望せず、神が与えてくださる希望のみ言葉を握り、いつも天国を垣間見つつ、

  この世の旅路を進みましょう。

 

 

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第二礼拝では、内川主任牧師より聖書のメッセージが語られています。