1 主イエス・キリストがこの世の終わりにもう一度やって来られる約束、つまり「再臨」に
ついて記す黙示録のみ言葉は、聞く者の今の、そしてこれからの生き方に大きな影響を与
えることができます。これからの未来に対し、何を大切にすべきでしょうか。第一に「み言
葉に聞き従っていく」ことです。黙示録を含む聖書のみ言葉は、全て神の言葉であり、それ
ゆえに真実で人の触れることのできない権威を伴っています。全てを素直に受け入れ、聞
き従う人こそ、来るべき終末に幸いを約束されている人です。終末へと向かう日々の中で
聖書に従う生き方を選択していますか。
2 第二に、「主よ、来てくださいとの祈りに生きる」ことです。「わたしはすぐに来る」と繰り
返される主の約束は真実です。あなたはこの主に「アーメン。主よ、来てください(マラナ・
タ)」と答えていますか。ローマ帝国による迫害の下にあったクリスチャンたちは「主よ、来
てください」、「主は今、来たりつつあります」と祈り続けることにより、希望に生きる道を
見出しました。主はあなたの現実にも来られ、共にいて励まし、助け、導かれます。どん
な時にも「主よ、来てください」と祈り続けましょう。
3 第三に、「明けの明星である主を見上げて生きる」ことです。夜明け前の空にまず輝く金星
は、夜明けがもう間近であると知らせます。明けの明星、まことの光である主イエスにあ
って、明けない夜はありません。あなたの人生の暗闇も必ず光と変えられ、希望が与えら
れます。この素晴らしい主イエスの恵みが、あなたと共にこれからも、そして、いつまで
もありますように。