金の子牛事件① 出エジプト記32:1〜6

1 32章は、前回開いた24章の最後とつながっています。神との契約締結、会食の後、モーセ

  はヨシュアを従えてシナイ山に登りました。滞在期間は40日にも及び、全てを担っていた

  リーダーであるモーセ不在の不安が民を覆いました。アロンの元にやって来た彼らの言葉

  (32:1)から、民の抱えていた問題が見えてきます。第一の問題は、彼らが今までモーセ

  に導かれてきたと考えていたことです。出エジプトの奇跡は、神の力なしにあり得ないこ

  とでした。しかし目に見えるリーダーのモーセにのみ頼り、目に見えない神を意識できな

  い状態だったのです。

  

2 第二の問題は、彼らが自分たちを導く神を造るよう求めたことです。モーセがいなくなっ

  たので、次のリーダーに頼ろうと彼らは思いませんでした。モーセの圧倒的カリスマ性に

  比べれば、どんなリーダー候補も頼りなく見えたのかもしれません。そこで彼らは目に見

  える神、偶像を求めたのです。結局彼らの問題は、自分たちの思い通りになるリーダー、

  そして神を求めていたことにありました。主はよき指導者、導き手を与えてくださいます

  が、大切なのはその人を通して語りかけ、救いを与えてくださる目に見えない神との交わ

  りをしっかりと保つことなのです。

 

3 民の要求を突きつけられたアロンはその声に屈し、金の子牛像を造りました。民は、その

  子牛を「私たちの神だ」と崇めます。翌日、「主の祭り」と称して行なわれたのは、金の

  子牛像の前で欲望を解放して放縦にふける偶像礼拝でした。民は早くも、十戒の第一戒と

  第二戒を破ってしまったのです。この出来事が引用されるⅠコリント10:7〜13を見れば、

  偶像礼拝の過ちは試練の中で起きるとわかります。新約時代の神の民も、信仰の試練を通

  ります。その時、共におられる生ける神に目が開かれてこそ、信仰の忍耐の力が与えられ

  ます。「主よ、まだですか」「主よ、いつまでですか」と嘆きたくなる信仰の試練を通っ

  ていますか。あなたに必ず脱出の道を備えておられる、まことの神に信頼し、信仰の忍耐

  をもって主を待ち望みましょう。

 

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私たちは、聖書信仰に立ち、聖霊の恵みを大切にする、日本アッセンブリーズ・オブ・ゴッド教団に所属しています。

第二礼拝では、内川主任牧師より聖書のメッセージが語られています。