困難を前にした時、私たちはその事柄ばかりに目が向き、その結果、身も心も疲れきってしまいます。また、時には、不信仰になってしまうこともあります。聖書はそんな時にこそ主を思い起こし、待ち望むべきであると勧めているのです。
1 主は私たちの味方である→イスラエルの民たちは主に対して不平不満をつぶやきました。
「助けてください」と願い求めるものの、一向に聞かれないと手のひらを返したかのよう
につぶやいてしまうことはないでしょうか。しかし、どのような状況でも、主は「わたし
の民」(:1)と呼び、目を留め続けてくださいます。私たちが一人で頑張っているように感じ
る時も、主は変わらずに私たちの味方なのです。
2 主は立ち上がらせてくださる→力や活気は私たちの原動力となるものですが、困難が迫っ
てくる時に、それらは失われてしまいます。また、回復にも時間がかかるものです。です
が、創造主なる神は決して疲れることなく、たゆむことがありません。このお方が私たち
を元気づけ、立ち上がらせてくださるのです。何一つ不可能なことがない主に、信頼する
者となりましょう。
3 主は新しい力を与えてくださる→鷲が上っていく時は、力任せに羽ばたいているわけでは
ありません。ただ上昇気流に乗って、上っていくのです。これこそが、主を待ち望む者の
姿です。私たちは、自分の力で何とかしようと努力しますが、限界にぶつかってしまいま
す。けれども、主が与えてくださる聖霊の上昇気流に乗る時、高く舞い上がっていくこと
ができるのです。自分自身の力でもがくのではなく、今日も主を待ち望み、聖霊の風の中
で進む者となりましょう。