愛の七つの特質 Ⅰコリント13:4〜7 井桁正巳師

私たちクリスチャンは、神の愛を反映させて、神と人々に仕えていく存在である。Ⅰコリント13:4~7から「愛の七つの特質」について見ていきたい。

 

①愛は寛容であり→神は、寛容な方である。私たちの罪を責めずに赦してくださったのだ。神

 の懐の大きさを思う時、私たちは生活の中で、隣人に対して寛容さを持ちたい。

 

②愛は親切です→ビジネスでも、伝道でも、ちょっとした心遣いをするというのは相手に対し

 ていい印象を与える。人に親切にしたときに何かが働く。人は親切をする時、相手に喜んで

 もらえればとの思いでする。真心からそのことをしたとき、神がそのことを通して働いてく

 ださる。

③人をねたみません→ねたみについて聖書を辿っていくと、カインとアベルの時代まで遡る。

 兄カインは、弟アベルをねたんだ。弟の方が自分より神に愛されていると思い込み、アベル

 を殺してしまった。ねたみは人間を交わりから疎外していく。それは結局、自分だけを貪り

 愛そうとする自己溺愛から来ている。

 

④愛は自慢せず、高慢になりません→私は、仕事を通していかに「自分は高慢な人間なのだろ

 う。愛のない人間なのだろう。」と思わされた。毎朝デボーションの中で「神さま、あなた

 の愛をください」と祈らずにはいられなかった。まさに悔い改めの連続だった。そのような

 時、聖霊は働いてくださり、私たちを変えてくださる。

 

⑤礼儀に反することをせず→問題が起こり、自分が問題を起こした相手の尻拭いをする時、つ

 いつい、その人を批判してしまう。多くの場合、よかれと思って失敗する人はいない。自分

 のことばかりだけではなく、他者のことも考えなければならない。

 

⑥自分の利益を求めず→結婚、家族、友達等。つき合いが密接であるほど、相手の内側に、自

 分の中にある性質を発見する。よく見えてくるのは、自分の嫌な部分を相手が持っている時

 である。自分が折れると傷つくので、相手にばかり折れさせてしまうことはないだろうか?

 どちらかが折れれば、次は自分が折れる。一方的にどちらかが折れていてばかりいたら、い

 つも折れている方がだめになってしまう。

 

⑦怒らず、人のした悪を思わず→いらだたないは、単に激怒の中にとびこまないで、怒りの挑

 発に屈しないことである。恨みを抱かないは、人の悪を思い、これを数えあげ、執念深く考

 え込まないこと。

 

Ⅰコリント13章は、愛について明確に記されている。アガぺー(神の愛)がはっきりと現されたのはカルバリ。神の御子であるイエス・キリストは十字架に架り、いのちを捨て、私たち人間の贖いとなって下さった。ここに、アガペーの愛がある。それは、何の報酬も求めない愛、相手が祝福を受けるために自分を犠牲にすることを厭わない愛、何の見返りも期待しない愛、無償の愛を現している。この13章に記されている愛は、すべてアガペーの愛。神の愛を反映させて、神と人々に仕えていこう!!

 

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第二礼拝では、内川主任牧師より聖書のメッセージが語られています。