私の仕える神は生きておられる Ⅰ列王記17:1〜6

1 エリヤは旧約聖書に数多く登場する預言者中、筆頭に位置づけられる存在です。旧約聖書

  ばかりでなく、新約聖書中にもエリヤの名は30回以上記されている「ミスター預言者」で

  す。彼が初めて聖書の舞台に登場したのはBC9世紀頃、北王国イスラエルをアハブ王が治

  めている時代でした。アハブ王を聖書は希代の悪王と呼びますが、その理由は偶像礼拝を

  国家的制度として確立したことにありました。神の選びの民として約束の地カナンに入っ

  たイスラエルは、年月を経て異教的環境と習慣にすっかり飲み込まれていたのです。「キ

  リストの手紙」としてこの世に置かれたクリスチャンがその光を輝かせるのは、神の国の

  価値観に立ってこそです。日々み言葉に聴き、神の国の価値観を握っていますか。

 

2 偶像崇拝に染まった北イスラエルに突如現れたエリヤは、アハブ王に向かって「私の仕え

  ているイスラエルの神、主は生きておられる」と大胆に宣言しました。それは豊穣をもた

  らす神とされていたバアルの面目を失わせ、イスラエルを真の神へ立ち返らせるための宣

  言でした。神のことばは生きている、と信じていますか。聴く者の心をとらえ、生活を変

  え、人生をも一変させる力を持つみことばの命に日々与り続けましょう。

 

3 その後、神はエリヤにケリテ川のほとりに身を隠すよう勧めます。それはアハブ王の怒り

  からエリヤを守るためであり、生ける神に信頼する者こそ神によって生きることができる

  という恵みを明らかにするためでもありました。烏によって養われるという俄に信じ難い

  みことばにエリヤは従い、常識を越えた主の養いを経験したのです。生ける真の神とその

  みことばに信頼して生きるとは、この世の常識や人間の理性の枠の中に神を押し込まない

  ということです。どんな極限状態にも、主の御手は伸ばされます。「私の仕える神は生き

  ておられる!」と日々に信仰を告白し、あなたの現実に臨む神の栄光を仰ぎましょう。

 

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第二礼拝では、内川主任牧師より聖書のメッセージが語られています。