マナセとエフライムへの祝福 創世記47:28~48:22

1 エジプトに移住して17年が経ち、ヤコブには生涯の終わりが近づいていました。死期を悟

  った彼はヨセフを呼び、遺体の埋葬をエジプトでなくカナンのマクペラで行うよう指示し

  ました。カナンを与えるという神の言葉への強いこだわりがあったからです。信仰者にと

  って何より大事なのは神の言葉を信じきること、従いきることです。

 

2 病床のヤコブは、ヨセフの息子エフライムとマナセを祝福しようとします。彼の姿から、

  齢150にならんとするヤコブが確かに真の神によって大きく変えられた生涯を歩んだとわ

  かります。①信仰によって神の御心を悟る人となった⇒兄弟の順序を違えているヤコブで

  したが、それは誤りでなく御心を知る確信からきた行動でした。後にエフライムの方が大

  きな一族となったのです。若きヤコブは自己中心の塊のような人でしたが、砕かれて信仰

  が成長していった結果、御心を悟る者へ変えられました。あなたも人知を超える神の御心

  を追い求め、思いがけない所に現れる神の恵みを体験しましょう。②祝福を与える人とな

  った⇒かつては祝福を奪い続けたヤコブでしたが、晩年には他者のために祝福を祈る者と

  なりました。変化の鍵は、生涯を振り返った彼が「羊飼いなる主」を見出し、主に導かれ

  た人生を喜び、感謝したことにあります。今、信じるあなたに羊飼いなる主が伴われる恵

  みを感謝すると同時に、その祝福の流れが家族、子ども達へ豊かに流れるよう求めません

  か。羊飼いなる主を自分の神として歩める、このすばらしい「宝」を手渡していくべき人

  は誰ですか。


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第二礼拝では、内川主任牧師より聖書のメッセージが語られています。