祝福の基 創世記47:1〜12

1 パロを表敬訪問する家族に、ヨセフは遊牧民であると明確に告げるよう求めました。理由

  は二つあります。①そうすればゴシェンの地に住めるから⇒辺境で牧畜に適したゴシェン

  の地に住むことでエジプトとの同化から守られ、異国においても民族の一致が保てます。

  ②神の約束に生きる者の誇りを示すため⇒華やかなエジプトにありながら、イスラエル民

  族は神の民としての誇りを持っていました。イエスを信じる者の誇りは十字架だけです。

  いつ如何なる時も十字架を誇り、十字架を仰ぎ、十字架の力をいただいて歩みましょう。

 

2 ヤコブは雲上人のパロを前に大胆に祝福の言葉を述べました。彼の姿から教えられます。

  ①神の前で自分がどんな存在か自覚していることが大切⇒主を信じるあなたが祈るなら、

  その御名によって世に祝福がもたらされると知っていますか。②愛をもって世を祝福する

  大切さ⇒神を信じる者は世に執着してはなりませんが、同時に世を愛するべきです。苦手

  な人、不愉快な思いをさせられた人のために祈りの手を挙げる愛を主に求めませんか。③

  あなたも必ず祝福の基と変えられる⇒130年の生涯を「不幸せ」と振り返ったように、ヤ

  コブの人生は苦難、憎しみ、争いの連続でした。その根本原因は他人の祝福を奪う彼の姿

  勢にありました。しかし、ヨセフを通して自分の人生に与えられていた神の祝福を知った

  彼は、他者を祝福する者と変えられたのです。十字架と復活を通し、神はあなたに驚くほ

  どの恵みをくださいました。恵みに応え、置かれた場所で「祝福の基」となりましょう。


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第二礼拝では、内川主任牧師より聖書のメッセージが語られています。