終末を生きる マルコ13:1〜44

1 マルコ13章全体は、紀元70年のエルサレム崩壊と世の終りについて並行的に預言さ

  れている個所で、終末について簡潔に教えていることから『ヨハネの黙示録』に対

  し、「小黙示録」と呼ばれることがあります。建築途中だった神殿を見上げて感嘆す

  る弟子たちに、主は目に見えるものの儚さを語ります。80年の歳月をかけて築かれ

  たエルサレム神殿が僅か6年ほどで崩壊してしまったように、この世の有様は全て過

  ぎ去ります。そんなこの世のものに、あなたは人生の土台を築いてはいませんか?

 

2 続いてイエスは世の終わりのしるしについて弟子たちに教えます。①偽キリスト・偽

  預言者の出現、②戦争・飢饉・地震などの天災、③クリスチャンへの迫害・背教と躓

  き。このようにイエスの語った世の終わりのしるしと密接な時代に私たちは生きてい

  ます。しかし、それは苦しみ、絶望で終わるものではありません。主が「産みの苦し

  み」に譬えられたように、その苦しみの先に生まれる新たな希望(救い主の再臨)が

  あるのです。この希望を見つめ続けましょう。

 

3 世の終わりのしるしと密接な時代に生きる私たちに、イエスはどんな生き方を求めて

  おられるのでしょうか。

  ①イエスは私たちに「気をつけなさい」と仰っています。世の終わり・主の再臨が近

   いと感じたならば、そのための準備をしていくことが大切なのです。

  ②イエスは私たちに「使命を見失わず、使命に生きていきなさい」と仰っています。

   終わりだからとただ黙して待つのでなく、世の光としての輝きを放って生きるこ

   と、それが神が終りの時代に生きるクリスチャンに与えられた使命です。聖霊に満

   たされ、福音をますます熱心に語りましょう。

  ③イエスは私たちに「確かな真理に立って終末を歩みなさい」と仰っています。終末

   という究極の状況に耐え、残るものはただイエスのみ言葉のみです。この真理に堅

   く立ち、産みの苦しみの向こうにある輝かしい神の国の到来を待ち望みましょう。

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第二礼拝では、内川主任牧師より聖書のメッセージが語られています。