1 ベタニヤでイエス一行を出迎えたのは、マルタでした。親しいイエスをもてなそうと気忙
しく立ち働くうち、妹マリヤの不在に気づきます。勢い込んで妹を手伝わせるよう促して
ほしいと願う彼女に、主イエスは優しく諭しを与えました。このよく知られた箇所のキー
ワードとなる42節から、みことばの恵みを汲み出しましょう。
2 ①正しい優先順位を知り、正しい選択をすることが大切です→私たちの生活は、たくさん
の選択の連続で形作られています。聖書も人生には選択があると教えますが、その選択肢
は多くありません。第一に、神を信じて神の御心を求めていく道。第二に、神に背を向け
て自分中心に歩む道です。多くの人が後者の道を選びますが、それは的外れの道ゆえによ
いものを産み出しません。まことの救い主イエスを信じ、イエスと繋がる人生を選ぶ先に
本当の幸いがあります。
3 ②生活の中心に、みことばに聴き従うことを置きましょう→情報化社会が進む中で、私た
ちの前に置かれる選択肢は多種多様となりました。多くのモノを手に入れられるように思
えます。しかし、注意していないとマルタのように心が分裂して乱れ、結果、平安を失う
ことになりかねません。イエスが仰る「よい方(分け前、相続分)」を選びましょう。主
のみことばに渇き、ひたすら聴き入ったマリヤと同じく、まず主の足元に座りませんか。
みことばに聞くことを一とし、御心を行って生きるあなたへの祝福は生涯変わることがあ
りません。