1 主イエスとの会話を通して、サマリヤ人女性に変化(霊的なものへの思い)が生まれまし
た。旧来サマリヤ人の礼拝場所はゲリジム山でしたが、ユダヤ人の礼拝場所はエルサレム
でした。どちらで礼拝するのかと素直に問う姿に、主に喜ばれる幼子の信仰を見ます。神
の導きを疑ったり、裏を読もうとせず、素直に従い求めていますか。
2 イエスは彼女に二つの答えを示しました。①礼拝は条件に左右されない⇒礼拝において最
も大切なのは、種々の条件が揃っていることではなく、礼拝者の中にまことの神への礼拝
を願う心が在ることです。②礼拝は、崇めるべきお方がどなたかを知った上でささげるこ
とが大切⇒聖書のみことばによってまことの神を正しく知り、礼拝をささげる民が起こさ
れます。主を更に深く、正しく知ることを求めましょう。
3 イエスは更に「霊とまことによる礼拝」について教えられました。①神は霊である⇒霊で
ある神は、人の手による偶像とは全く異なります。目には見えずともあなたに働きかけ、
交わってくださるお方です。②神は礼拝をささげるべきお方である⇒まことの神は御利益
信仰のように人が利用する存在ではなく、礼拝すべき存在です。③霊とまことによって礼
拝する⇒主を信じて救われた人の内には、神の御霊(聖霊)が共におられます。まことと
は「完成、成就」を表します。今、主なる神は真実な礼拝者としてのあなたを求めておら
れます。霊とまことによって主なる神を心から礼拝し、崇めましょう。