1 ヨハネが目撃したのは、七つの災いを予告する幻でした。災いについて二つのことが記さ
れます。①「最後の災い」です。神の忍耐の時が遂に終わるのです。今、神の忍耐により
与えられている貴重な時間をどう用いるべきかを考えていますか。②「神による災い」で
す。不正と相容れない義の神によってさばきは行われます。この怒りを逃れるのは、恵み
である十字架に身を寄せる者です。罪に対する神の怒りを知り、残された時を用いて福音
の種を蒔きましょう。
2 ヨハネは、信仰の試練をくぐって御国に立つ礼拝者を見ました。彼らは「モーセと小羊の
歌」、つまり神に救われた喜びと感謝を歌いました。世では信仰者には艱難や試練があり
ます。しかし、その先には神の立琴を手に賛美をささげる天の喜びが待っているのです。
3 天の礼拝者は三つのことを賛美しました。①「神のみ業は驚くべきもの」⇒罪に沈む者を
十字架で救い出し、新しい命を与えられたこと。これ以上に驚くべき恵みはありません。
日々、救いに感謝しましょう。②「神は真実な方」⇒主とその言葉だけが永遠に真実で、
頼るべき存在です。真実な主を拠り所とし続けましょう。③「神だけが恐れられ、ほめたた
えられるべき」⇒常に恐れ、見つめ続けるべき存在はまことの神だけです。どんな状況下で
も、主を恐れる者は新しい力と希望を得ます。賛美しつつ、天国へ続く信仰生活を歩みま
しょう。