1 イエスがペテロの家に立ち寄った時、姑が熱を出して(風邪?)臥せっていました。ペテ
ロは「身内だから、風邪くらいだから、主は疲れているから」などと考えたか、そのこと
を告げませんでした。しかし、主はそれを知るとすぐに姑のもとに行き、いやしてくださ
ったのです。小さな問題だから、大したことではないからと自分で判断して、イエス抜き
で解決しようとすることはありませんか。どんな小さなことでも、信じて祈る者に主の御
手が伸ばされると信じ、主に求めましょう。
2 姑は大切な客人をもてなせず、病床で心苦しく思っていたことでしょう。「病む」は「止
む」に通じます。身体や心が病むと通常の生活が止まってしまい、なかなか前向きな思い
や肯定的な思いを持てなくなります。しかし、そんな生活に主を迎え入れるなら、彼があ
なたの手をとって起こしてくれます。いやされた姑がイキイキとイエス一行をもてなした
ように、主はあなたを回復させ、新しい命の力で満たされます。
3 この小さないやしの奇跡は、ペテロの家族を変えました。姑はこの後も主に仕える者とな
り、妻は後に同労者として伝道に勤しみました。仕事も家族も後回しにして従ったペテロ
に、主は救われた新しい家族を返してくれたのです。主はご自身に真実に従う者に、必ず
豊かに報いてくださいます。この約束を握り、あなたの家族に主の祝福が満ちることを期
待していきましょう。